第9回『スターフォース(1984年)』

(記憶違いや勘違い、曖昧で正確ではないところも多々あるとは思いますが、どうかご容赦くださいますよう切にお願い申し上げます。)

 当時、ゼビウスと双璧と個人的に感じていたのが、テーカン(TEHKAN)の「スターフォース」です。テーカンは「テクモ」の前身の社名になります。タイミング的には、アーケード版「ボンジャック」の頃はテーカンで、ファミコン版「マイティボンジャック」発売の時には名称はテクモに変わっていました。「ナムコ」のようにアーケードゲームはナムコ、家庭用ゲームは「ナムコット」と使い分けているのかなと、ちょっと思ってしまいそうになりましたが、そうではなくすっぱり社名変更だったようです。今はまさかの、歴史シミュレーションゲームの「光栄」と合併して「コーエーテクモ」になっているのは驚きです。
 双方ジャンルは縦スクロールシューティングゲームですが、対空対地と2ボタンで撃ち分けるゼビウスとは異なり、スターフォースではショットボタンが一つに統合され、空中の敵にも地上の敵にも、両方とも同じビーム(自弾)を当てるゲームシステムとなっています。
 そして、何発も撃ち込まなければ破壊できない、耐久力のある敵キャラクターが多数登場します。まだまだ連射装置なるものは未来の話、ゲームで生き続けるためには生身のプレイヤーの連打力がそのまま、自機の火力に直結するゲームバランスでもありました。

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tag : テーブル筐体スターフォースゼビウス

第8回『ゼビウス(1983年)』

(記憶違いや勘違い、曖昧で正確ではないところも多々あるとは思いますが、どうかご容赦くださいますよう切にお願い申し上げます。)

 前々回(第6回)のタイムパイロットとは重なる開発年、稼働時期なのかも知れないのですが、今回はナムコの超名作「ゼビウス」です。と言っても地元に入っていたのはそのコピー基板「バトルス」で、ファミコンへの移植話や、離れた街のゲームコーナーで本物のゼビウスというタイトルを目にするまでは、バトルスの方が正規のオリジナル作品だとすっかり思っていたのでした。
 今になって思い返すと、他にも知らず知らずのうちに遊んでいたゲームが実はコピー品だったと、幾つも思い当たる節があり過ぎて、よい事ではないのでしょうが逆にクスッと笑いが込み上げてきます。
 ついでになってしまいますが、私が本物よりも先に偽物をプレイしたゲームに「ニュージグザグ」があります。駄菓子屋アップライト筐体で1プレイ20円(30円だったかも…)、オリジナルのナムコ「ディグダグ」も少し離れた別の店に置いてあったのですが、こちらはテーブル筐体で1回50円、しかも振り向き撃ちのやり過ぎでレバーがガタガタにへたばっており、意識してニュートラルに戻さないと自機が勝手に進んでしまうといった症状が現れていました。そのため、自然とコピー品のニュージグザグをプレイする機会が多くなったと記憶しています。

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tag : テーブル筐体アップライト筐体ゼビウスプログラミングC言語

第6回『タイムパイロット(1982年)』

(記憶違いや勘違い、曖昧で正確ではないところも多々あるとは思いますが、どうかご容赦くださいますよう切にお願い申し上げます。)

 コナミの「タイムパイロット」です。この頃の記憶はどうしてもゼビウス稼働時期前後にまるっとまとめてしまい、本当に申し訳ございません。街で人気のゲームが田舎に来るまでの月日がどれくらいなのか、当時は内情などを気にすることすら微塵もなく、その日に出会ったゲームが新しいゲームと信じてどれもわくわくしながら遊んでいました。
 タイムパイロットはオレンジ色だったか緑色だったか…どちらかの色の小型のアップライト筐体で、雑貨屋の軒先に置いてありました。アップライト筐体には画面を覆うように日よけのフードが付いていますが、風向きによって外で雨ざらしの部分は塗装が色あせて、土埃や消耗でコントローラーのコンディションもどんどん悪くなっていったのを覚えています。

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第5回『ボスコニアン(1981年)』

(記憶違いや勘違い、曖昧で正確ではないところも多々あるとは思いますが、どうかご容赦くださいますよう切にお願い申し上げます。)

 ナムコの「ボスコニアン」です。実は、同じくナムコのゼビウスがもう世に出ている頃に初めて遊びました。既に人気が出ていたゼビウスの、順番待ちの只中に切り込んでいく勇気は私にはありませんでしたので、別のゲームを遊ぶこととなりそこでプレイしたのがこのボスコニアンです。
 この時期はゲームの種類も増えて、ドが付くほどの田舎でも個人商店や飲食店で安い所だと1回10円~30円、高くても50円で遊べる環境が出来ていたと記憶しています。他に地元にあったゲームで思い浮かぶのはペンゴ、ギャラクシーウォーズ、ディグダグなどです。

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第3回『ムーンクレスタ(1980年)』

(記憶違いや勘違い、曖昧で正確ではないところも多々あるとは思いますが、どうかご容赦くださいますよう切にお願い申し上げます。)

 日本物産の「ムーンクレスタ」です。この頃(田舎なので、ゲームの出回る時期は何ヶ月以上も遅れの時間的なずれはあるかも)になると、私自身の行動範囲も少し広くなり何となくいつも一緒にいる友達がいたりと、たまに水曜スペシャル探検隊のBGMを口ずさみながら、近所を探検するといった遊びをしていました。そして、「あそこの店にゲームがある」「玄関からゲームが見えた」などの有力な情報を入手すれば、お金は持っていなくても取り敢えず実地調査へと出発していました。

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